学者くずれ×ひとり親の貧困交差点

博士号持ち・子持ち・メンヘル持ち。職なし・連れ合いなし・気力なし。それでも今のところ、なんとか生きています。

我が子はシスへテロだったと知った日

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無職なのですが、暇ということもあって、アルバイトがてら友人の仕事のお手伝いをしております。

昨年ちょっと気がふれて無理して仕事についてしまい、鬱状態になっていた時に、仕事を手伝わないかと声をかけてもらって、件の仕事をやめてからお手伝いさせてもらってます。

 

ただ、友人の仕事場は私の自宅から遠くて、片道2時間弱かかります。ルーティンで通っているわけではなく、お互いに予定を擦り合わせて会える日に会って仕事をしているので距離は問題になっていませんが、遠いというのはやはり億劫ではあります。

私の住んでいる場所は、電車の乗り入れで東京都心へのアクセスが良くなったことと再開発の影響とで、この5年ほどで一気に人口が増えました。

とくにこの1、2年は、あまりの人の増えようになんとなく暮らしづらくなってきたと感じています。

 

友人の仕事場がある場所は、都心をを二歩ばかり出て、ほどほどの地方都市、というエリアです。駅の近くですが、人の流れも私の住んでいる町ほどではありません。

 

ある日、友人の仕事場から帰って私はジュンに言ってみました。

「ジュンが高校生ぐらいになってもいまのお仕事してたら、かーちゃんは○○市にお引っ越ししようかなあ」

「ええー? 寂しいから嫌だなあ」

 

(*^-^)

 

どうもジュンは、かーちゃんが○○市に引っ越した場合、自分はいまの町で独り暮らしになると解釈したようです。高校生の子どもを一人暮らしさせるくらい裕福だったら良いねえ(遠い目)。

 

「そうかな、高校生ぐらいになると、お母さんいるの嫌だ、うっとうしいって思うこが多いよ。そんなに寂しくならないんじゃいかな? それに、一人で遠くまで移動できるようになるから、寂しかったらすぐ会えるよ」しばし考えたジュン、こう言いました。「じゃあ、僕に彼女がいたら、それでも良いよ」

 

Σ(д⊙)あんた、シスへテロだったのね←突っ込みどころがここ

 

そっかあ、自分に恋人がいたら、などという想像をするようになったんだ。

我が子の成長に感慨深い思いです。