学者くずれ×ひとり親の貧困交差点

博士号持ち・子持ち・メンヘル持ち。職なし・連れ合いなし・気力なし。それでも今のところ、なんとか生きています。

年末の東京都庁で見たもの

現段階で、このブログのアイコンになっているこの写真について、お話ししたいと思います。

 

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昨年(2018年)末のある朝、私は東京都庁にいました。
投函しなければならない郵便物があったので、まだ窓口が開く前の郵便局へ。
自動ドアの前に置かれていた、時間外受け付けポストが上の写真です。

…なんかね…
なんか、苦い笑いが出ました。
小学生が、郵便屋さんについての学習あたりで作ったような、段ボール感の隠せなさ。
投函口から中が見通せる不安感。
そしてこの年季。

そのときの私は、焦って就いてしまった仕事に結局ついていけずに退職を決めたところで、
全てにおいて白けたような、むなしい気持ちになっていました。
そんな気持ちに、この箱のくたびれたうら寂しさはとてもお似合いだと感じました。

オフィスビルに入った郵便局の時間外ポストって、よそでもこんなものなのでしょうか。