学者くずれ×ひとり親の貧困交差点

博士号持ち・子持ち・メンヘル持ち。職なし・連れ合いなし・気力なし。それでも今のところ、なんとか生きています。

はじめまして

 はじめまして。
かーこと申します。

 

“ひとり親である女性が、様々な事情から貧困化すること”
“研究職を志して学位をとった人が、安定した職を得られず貧困化すること”
2年前までは、どちらも私の関心の対象でした。
今は、当事者です。

 

ひとり親になったときに、当事者についての情報を調べました。

ひとり親として生きる人々の情報は、マスメディアの取材に基づいた情報からネット上の個人発信のものまであふれかえっています。それでも、「私とよく似た境遇だ、この人を見習ってやっていこう」と思える情報は片手で数えるほどでした。


研究者を続けるのは難しいだろうなと思った時も、やっぱり調べました。
こちらの情報は、取材に基づいたものが中心で、ごく限られた量でした。
やはり、「私もこうやって生きていけばいいんだ」と思えるものには巡り会いませんでした。

 

あらためて、人は100人いれば100通りの生き方があり、100通りの困難を抱えているのだと思い知らされました。


そんな、他の人とちょっと同じでちょっと違う境遇を生きる100人のうちの1人として、ささやかな日常をつづっていきたいと思います。時々、当事者としてどなたかのお役に立てそうな経験を発信することもあると思います。