学者くずれ×ひとり親の貧困交差点

博士号持ち・子持ち・メンヘル持ち。職なし・連れ合いなし・気力なし。それでも今のところ、なんとか生きています。

自校献立

ジュンの通う学校では、毎月「自校献立」があります。

私たちの住む市の小学校は、学校ごとに給食調理室があり、市で定められた献立が各校で調理されて給食として出されています。そのなかで月に一度、各学校が自由に献立を決める日があり、その献立が自校献立と呼ばれます。

自校献立のお知らせは毎月末近くにおたよりが配布されます。このお便りを、私は密かに楽しみにしています。

自校献立は、大人の私が見ても楽しみなメニューが多いのです。ある月は揚げパン、ある月はカレーとナンとタンドリーチキンの本格(?)インド定食、ある月はアイスクリーム…

そんなある月の、自校献立のお知らせ。

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 ご飯、味噌汁、ちくわの蒲焼き、もやしのうま煮。

 

ええ?

えええ?

 

…いや、よい献立です。健康的で質素。

そう質素、いやビンボーです。

普段の献立なら全くもって気にならないのですが、月に一度のお楽しみの自校献立…

 

ジュンの学校は給食費が不足しているのだろうか、と心配になりました。

ちなみに、この日帰ってきたジュンは、給食がとても美味しかったと私に報告してくれました。普段はそういうことはないにも関わらず、です。